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義歯の良し悪しを知りましょう

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義歯は合わないもの、痛いものだと思っていませんか

義歯(入れ歯)は合わない、外れやすい、痛いものであると考えていませんか? それは大きな誤解です。義歯が悪いのではなく、悪い義歯を使っているだけの話なのです。

悪い義歯とは?

義歯を装着していて痛みを感じる場合がありませんか?それは患者さん個人個人の口の環境に合わない義歯(生理的でない義歯)を使っているからなのです。義歯が合わないことには様々な原因があります。そもそも設計した段階で、患者さんのお口の環境に合っていない場合です。

こうした入れ歯は外れやすかったり痛みが生じるだけでなく、かみ合わせや歯ぐき、残った歯などに影響してくるのです。

義歯はデリケート

また、義歯は非常にデリケートなものです。せっかくピッタリの入れ歯を使っていたとしても、体重の増減や歯周病などによって口腔内の環境が変わってしまった場合、すぐにズレが生じます。

3ヶ月~半年に1度は定期検診に行って、義歯の調整を行なってもらってください。その際、歯周病などが見つかったらすぐに治療をしましょう。

もともと咀嚼は20kg~50Kg/cm²といった、非常に強い力(咬合力)を歯が負担しています。義歯はそれを柔らかな歯ぐきで負担しますので、適合性やかみ合わせのバランスが悪いと痛くてかめられません。大変にデリケートなのです。

悪い義歯を使っていると……

作られた時点で悪い義歯、メインテナンスを怠ったために悪い義歯になってしまったまま使っている場合には様々な問題が生じます。

  • 痛くてかめない、唾を飲み込むだけで痛い
  • 歯ぐきが痩せて、残った歯に過剰な負担がかかり、歯がぐらぐらになる
  • 歯ぐきなどにプラークが溜まって歯周病となる
  • 肩や首の凝り、頭痛や腰痛、手足のしびれなどが生じる
  • 審美的に悪い
  • 体の姿勢・バランスが悪くなる
  • 精神的に老けこむ、投げやりな気持ちになる
  • 精神的に不安定になってくる
  • 人前に出たくない
  • 食事が楽しくない、苦痛だ
  • 人と話をするのが不安だ
  • 気力が出ない、活力が出ない
  • 何にでも自信が持てなくなる
  • 忘れっぽくなる

こうした症状は義歯用の安定剤を使っても根本的な解決にはなりません。

義歯に関する悩みは歯科検診で解決しましょう!

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歯科技工士の重要性

歯科医師が診査を繰り返し精密な型を作っても、それを忠実に形にできなければ『生理的な義歯』は作れません。そういった点で、歯科技工士はとても重要な役割を担っています。

最終義歯は歯科医院で作っているのではなく、技工所という義歯や人工歯を作っている専門の製作所で作られているのです。歯科医師の設計に合わせて、患者さん一人ひとりに合った『生理的な義歯』や人工歯を作っている彼らは、まさに歯科の技術者・専門家と言ってもいいでしょう。

しかし、いかなる職人にもスキルの差があるように、技工士にもそういった差はあります。自分の口の中に関するものですから、ぜひとも信頼の置ける歯科技工士を選びたいものです。

しかし、患者さんは歯科医師を選ぶことができますが、歯科技工士を選ぶことができません!高い知識や技術を持った歯科医師は通常そのレベルを維持するため同じように高い知識や技術を持った歯科技工士をパートナーとしています。

当院では、義歯やインプラントを扱う責任上、信頼の置ける歯科技工所と提携しています。

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